初心者必見!ゴルフのスロープレー対策&プレースピードアップのコツ

マナー

ゴルフ場勤務が20年を越えたおおなみです。

ゴルフコースに行きたいけど「初心者だから一緒にプレーする人に迷惑かける」と心配している方はいませんか。

おおなみ
おおなみ

実際のところゴルフのマナーで1番嫌われるのはスロープレーかもしれません。

150以上打ってもスロープレーでなければ問題ないと言っても過言ではありません。

  • まだゴルフが上手じゃないから
  • 後ろの組の人に追いかけられるから
  • バンカーとか苦手だし、そもそも練習したこともない

ゴルフ初心者の方でもプレーペースを上げることは可能です。この記事では実践的なテクニックを紹介し、より効率的なプレーを実現するためのコツをお届けします。是非参考にして、ラウンドをスムーズに進めましょう。

おおなみ
おおなみ

仲間でゴルフをする時は厳密なルールを適用せず、ゆるく楽しみましょう!!

ゴルフ場のローカルルールを活用する

ローカルルールとは、ゴルフ場ごとに設けられた特別なルールのことです。

OBやボールが隣のホールに飛んで行った場合の救済処置や芝の保護など、コース環境に応じて設けられています。

ローカルルールはスコアカードの裏に記載されてますのでスタート前に確認することで、よりスムーズにプレーを行うことができます。

6インチプレース

ゴルフはあるがままの状態でプレーすることが基本ですが、ゴルフ場は競技の時のように整備が完璧ではないため、芝のない場所やショット跡の穴(ディボット)にボールが入ってしまった場合は、6インチ以内の距離ならボールを動かしても構いません。

前進4打(3打)

ティーショットがOBや池に入ってしまった場合、本来は3打目としてティーショットを打ち直すのですが、ゴルフ場によっては前方に特設ティーを設けている場合があります。その特設ティーから4打目としてプレーすることができます。

※池や谷にボールを落とした時は前進3打の場合もあります。

初心者のうちはOBが何度も続いたり、谷や池を越えることが難しい場合、前方の特設ティーを使うことをお勧めします。

ワンペナ(1ペナルティ)

隣接するホールや深い谷にボールが飛球した際に落下地点からショットするのが難しいと思われる箇所にはワンペナの杭が設置してあります。

杭の色は緑や黄色、縞々とゴルフ場によってことなります。最近は常用カートにナビに記載されいる場合もあります。

1打追加してワンペナラインを通過したと思われる地点から横にボールを移動します。移動先はフェアの真ん中までOKやペナルティラインに隣接するラフまでと、移動できる範囲もゴルフ場によって異なります。

ワンペナの選択が任意の場合が多いですが、一打で元のコースに戻す技術がない初心者の方はワンペナの処理を行うことでプレースピードを上げることができます。

自分たちだけのルールを決める

OKパット

グリーンでボールがカップに寄っている場合、次のパットでカップインすることが予想される場合、プレーヤーは最後までパットを行わずにボールを取り上げることができます。

ただし、この場合スコアには+1打加算されます。一般的にはカップまでの距離は約30cmですが、仲間内でプレーする際にはその距離を調整することができます。

前の組に置いていかれているような場合、パット1本分の距離でも構いません。この方法は最後のパットを行う時間を短縮することができるためプレーペースを上げることができます。

バンカーから出ない

高低差のあるバンカーは初心者には難易度が高いもの。2回打ってバンカーから出ない場合は+1打で手で投げて出す、など初心者向けに独自のルールを作りましょう。背丈以上の深さのあるバンカーに入った場合、初心者の方は容易に出せないもの。

プレーペースアップのためにも独自のルールを作りで救済してあげましょう。

ギブアップ

各ホールに設定された最大打数の3倍の打数に到達した場合、プレイヤーが宣言することで、そのホールを諦めることができるルールのことです。

例えばパー4のミドルホールで12打たたいてしまった。まだカップインには時間がかかりそうと感じた時はギブアップを宣言し、そのホールはそれ以上プレーせずスコアは12となります。

OBを連発したり、ショットが谷を越えない、バンカーからボールが出ないなど、トラブルが続いた場合は、同伴者や後続組を待たせているのでギブアップを宣言することでそのホールをパスできます。

ただプレーヤーはできればカップインしたい気持ちがあるので、パーの3倍打ったら必ずギブアップしなければいけないわけではありません。あくまでも自分たちのルールでそのホールはギブアップできる、というスタンスを持ちましょう。

3人以下でプレーする

ゴルフを始めたばかりの4人でプレーするとトラブルショットの可能性も高くなりどうしてもプレー時間がかかってしまいます。2名〜3名でプレーすると全体の時間はそれだけ短くなります。

しかいし、注意したいのが2名や3名の場合に割増料金が発生することです。特に2名の場合は割高な割増料金が設定されております。

予約検索の場合は割増の有無を確認しましょう。

遅い時間でプレーする

ゴルフ場が混雑している場合、スタート時間が遅いほど前の組が多く、スロープレーになる可能性が高くなります。また、混雑している場合は、その遅れを解消することが難しいため、初心者の方がゆっくりとゴルフを楽しむためには、遅めの時間帯にプレーすることがお勧めです。

朝の早い時間帯にスタートすると前の組が少なく、2時間程度のラウンド時間となります。

初心者の方でプレースピードを上げることが難しいうちは遅めの時間帯にスタートすることをお勧めします。

キャディーさんをつける

プレーペースを上げるためには、キャディをつけることが1番の近道です。

キャディはプレーをスピーディーに進めるためのコツを全て知っています。

・コースの特徴やショットの狙い目を教えてくれる

・クラブを持ってきてくれる

・カートを運転してくる

・打ち上げや打ちおろし、風の影響まで考慮した距離を教えてくれる

・ボールの飛球先を見てくれる

・グリーンの傾斜や芝目を読んでくれる

・ボール探しの時間も大幅に軽減される

キャディ付きでのプレーのメリットは多岐にわたります。

初心者のうちは、下手なプレーを見られるのが嫌だと感じるかもしれませんが、今後のゴルフ人生のためにも早めにキャディ付きでプレーし、ゴルフの周り方やスローペースにならない方法を学ぶことをお勧めします。

初心者必見!キャディ付きゴルフプレーのメリットと魅力

まとめ

今回は初心者向けに取り入れることのできる例を紹介しました。同伴者と楽しくプレーするためにもスロープレーには気をつけましょう。親しくなると「プレー遅いよ」と言ってくれる人も少なくなると思います。

最後に、最近ゴルフに40秒ルールが追加されました。これは1打にかかる時間を40秒以内に制限しているルールです。

つまり、自分の番が回ってきたら40秒以内にボールを打たなければなりません。40秒を超えると、スコアに+1打が加算されます。

このルールは、ゴルフのスピードを上げるために設けられています。ゴルフはプレーヤーが自分の番になってからボールを打つまでに時間がかかることが多いため、プレーの進行が遅れてしまうことがあります。40秒ルールによってプレーのスピードを上げてラウンド全体の時間を短縮することが目的となっています。

スロープレーはみんなが嫌がるってことの一例ですね。

それでは、ゴルフ場でお待ちしております⛳️

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